インプラントの光機能化について

インプラントの光機能化

インプラントの光機能化とは

インプラントの光機能化とは

埋め込んだインプラントと、植えられた骨が強く接着すること。それこそ、インプラント治療が成功する条件です。

ところがインプラントの素材であるチタンは、製造から時間が経つことで徐々に老化現象(エイジング)が起こり、骨との結合力接着力が低くなることが近年わかってきました。

つまり工場で製造された直後の、「新鮮なインプラント」を使うことが治療成功には一番よいということなのです。製造から3日以内であれば、そのインプラントは高い能力を維持できます。しかし、インプラントには製造年月日の記載はありません。

現場の歯科医が、「このインプラントの力はどれくらい低下しているのだろう?」と思っても、それを知る手段はないというわけです。しかも、品質管理の観点から、インプラント材は出荷までに3ヶ月以上経ってしまっているのがほとんどです。

また、海外の信頼性あるインプラント材を輸入しようとすれば、必然的に流通に時間がかかってしまうことになります。3日以内につくりたてのものを入手して手術に使用するなど不可能です。
そこで結合能力が低くなったインプラントを、最適の状態に回復させる技術として開発されたのが「光機能化技術」です。

光機能化のメリットとは?

光機能化のメリットとは?

光機能化により、劣化してしまったインプラント材の骨との接着力が、平均して3倍以上に増加します。また種類に制限がなく、ほぼ全種類のインプラントに効果があるため、常に最適の能力をもつインプラントを使用できるようになりました。

そのため、たとえばある患者様に数本のインプラントを埋め込むとしても、その性能にバラつきが出ることがなくなります。すべての患者様に、平等に、高い治療効果をもつインプラントをご提供できるようになったのです。

当院は、光機能化バイオマテリアル研究会が検証を行い、「光機能化の条件を満たす」として推奨しているウシオ電機社製「セラビーム(R)アフィニー」を使用しております。

光機能化の流れ

光機能化は、インプラントの表面に特定の波長をもつ複数の光線をあてて処理する技術です。ただし、この効果を得るには、以下の条件があります。

  • 適切化された波長・強度をもつ複数の光を組み合わせていること
  • 決められた強度であること
  • 決められた照射時間を順守すること

また光機能化技術が施されたインプラントには、能力を回復するだけでなく、血液との親和性が向上するというプラスアルファの効果があります。
その結果、通常のインプラントよりも多くの細胞が付着し、インプラントの周囲により多くの骨が、より早く形成されることになります。通常のインプラントの骨接触率が55%であるのに対し、光機能化した場合の接触率はほぼ100%にまで高められます。

このことは、インプラントの治癒期間を短縮することにつながります。
光機能化技術は、世界のゴールドスタンダードになってきておりますが、日本で実践しているクリニックはまだまだ少ないのが現実です。当院では、2年前に日本で初めて本機器を導入することで、インプラントの成功率を限りなく100%になるように目指しています。

※上記は光機能化バイオマテリアル研究会の検証による結果より引用しています。

https://www.quint-j.co.jp/web/topic/topi.php?id=772

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