ダイレクトボンディングとは?
2020.01.14更新
「ダイレクトボンディング」 この言葉に聞き馴染みはありますでしょうか?
金属の詰め物や被せ物をお口の中に入れない「メタルフリー」が世間に浸透しつつある影響なのか、最近じわじわと「ダイレクトボンディング」が世間にも浸透してきているようです。
ダイレクトボンディングとは、「歯が欠けた」・「すきっ歯になっている」・「金属の詰め物(適応症に限りはあります)が入っている」ところに対して、歯科用のレジン(樹脂)で修復する治療法のことです。利点としては、「歯」と「レジン」が強固に接着することで、詰め物や被せ物に比べて歯を削る量が非常に少なく、保存的な治療であることは非常に大きなメリットです。
ただし、ダイレクトボンディングは保険での適用は認められておりません。
保険で使用するレジンとの違いは材質的な点で言えば、歯本来の透明感を再現できるところにあり、非常に自然な仕上がりになります。
すきっ歯をダイレクトボンディングで治療した場合、将来的にやっぱり矯正治療で治したい!
と思ったときでも、元の自分の歯の状態に戻す(築盛したレジンを取り去る)ことが出来ることもメリットだと思います。
ただし、良いことばかりではありません。
あくまで材質はレジン(樹脂)ですから、長期的な視点で見るとレジンの着色や吸水・劣化といったことは起こり得ます。
また修復範囲が大きい場合や噛み合わせの状況によっては、ダイレクトボンディングが適応とはならないケースもあります。
ご興味・ご関心がございましたら、一度お気軽に当院までお尋ねください。
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