インビザラインの設定について
2021.07.05更新
マウスピース矯正(インビザライン)がワイヤー矯正(マルチブラケット装置)より優れている点
●インビザラインのデジタルを使用した設定について
従来のワイヤー治療では、ワイヤーの力でガタガタが改善していくため、治療後の歯の位置の予測することは困難でした。それに比べて、インビザラインはデジタル上で設定するため、治療前と治療後の歯の位置を比較することができます。それにより、どんなメリットがあるのかというと、治療前と治療後を比較したとき、前歯が治療前より前方に出てくるかどうか見ることができます。治療前より前歯が出てくると次のようなことが起こる可能性があります。①審美的に悪くなる。②歯が骨から出て、歯肉が下がる歯肉退縮が起こる。③あまりに出る量が大きいと歯髄壊死が起こる。
そのため、前歯が出ていくこと避ける方法として、図1のように奥歯から順番に全体的に下げる方法と図2のように、前歯が出ていかないように先に歯と歯の間をヤスリで少し削る方法があります。従来のワイヤーでは、先に並べてから、微調整をするために歯と歯の間を削るということが一般的でした。しかし、予測して先に削ることで、歯が骨から出て、歯肉が下がる歯肉退縮が起こる可能性を減らすことができます。これは、インビザラインの優れている点であると言えると思います。
治療前 <図1> 治療後
治療前 <図2> 治療後
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