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《スタッフブログ》 減菌処理徹底

2019.01.10更新

 

 

~滅菌処理徹底宣言~

口の中に入れるものだから、いつでも清潔に。

 

 

近頃、「切削器具使いまわし」の歯科医院がほとんどだ、

というニュースが情報番組でも多く取り上げられ、話題となっていますね。

 

歯には直接触れませんが、治療の際には口に入れるため、唾液や血液が付着します。

歯科医院のほとんどは、消毒液でふき取って使うそうです。

 

しかし、器具の使いまわしをすると、様々なリスクが起こります。

 

 

恐ろしいのがウイルス感染です。

HIV、B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルス、ヘルペスウイルスなどがあります。

これらは、唾液や血液を介して感染するウイルスです。

海外では実際に、歯科医院で治療を受け、B型肝炎に感染したというケースもあります。

歯を削った際に飛び散る切削粉塵や唾液は器具の内部にも付着するため、

ふき取るだけではすべてを取り除くことは不可能です。

 

 

新しいタイプのものには逆流防止機能がついているものがほとんどですが、

「新しいのは逆流しないから滅菌しなくても大丈夫」というわけではありません。

細菌の潜伏力は根強く生き続けます

しかしながら切削器具は高価なため、数を常備できる歯科医院さんが少ないと言われています。

 

 

当院は一日の患者数が50人は超える多さですが、

一人ひとりに滅菌されたハンドピースを使うため、多くのハンドピースを常備しています。

 

当院には注油機4台、滅菌機も大きいものも含め4台完備しています。

どんなに忙しくても日中作業の合間に滅菌工程を繰り返し行っています。

 

 

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まず、ハンドピース注油機でヘッド部から内部まで十分にオイルを注入させ、

排出し、しっかりと行き渡らせます。

 その後、ヨーロッパ13060基準クラスSに適合されている小型高圧蒸気滅菌器にて高温滅菌をします。

 

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そして、高温ヒーターにより、チャンバー内部を全壁から一気に温めます。

 

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庫内のスペースを最大限に活用できるよう工夫された内部。

滅菌物が重なり合わないように、効率の良い配置が可能で、

一度に最大12本のハンドピースを数十分で滅菌できます。

ハンドピースの本数が多い当院では欠かせない機器です。

 

 

このように、

患者様の見えないところではありますが「院内感染」を未然に防ぐため

患者様のため、治療に携わる医師やスタッフのために、様々な対策を行っています。

 

 

 

 

投稿者: 医療法人宝樹会 福西歯科クリニック

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