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《スタッフブログ》給水管路について

2017.07.20更新

給水管路クリーンシステム

うがいや歯を削る時など、歯科診療に「水」は必要不可欠なもの。
通常私たちが水道水として利用している水には、細菌やウイルスを殺菌するために塩素が含まれています。

(1ℓあたり0,1mg以上の塩素が含まれることが基準となっています。)
しかし、塩素は決して体にとって良いものではありません。また、水道水には塩素消毒の際に発生するトリハロメタンという物質が含まれているのですが、
恐ろしいことに発がん性が指摘されています。また、肝臓や腎臓にも障害があることが分かっています。
さらに、塩素では死滅しないクリプトスポリジウムというウイルスも検出されることがあり、下痢や腹痛などを引き起こします。

また、冬になると「ノロウィルス」がニュースに登場してきますが、これもまた塩素では死なず、

水道水の中に生き続けます。

研究によると、一般歯科医院の切削装置などから出る水には1mlあたり50万群体の細菌が存在するという驚くべき数字が出ております。
そして、歯科の治療に使われる水は、水道管を介して出てくることをご存知でしょうか。
ですので、うがいの時の水や切削装置がそのような状況では、いくら清潔域で治療を行ったとしてもすべて無駄になってしまいます。
さらに、きちんと滅菌された器具も、すぐに細菌汚染され、やがて感染拡大に繋がりかねません。

そこで、当院では、患者様が安心して治療を受けられるために、「給水管路クリーンシステム」を導入しております。

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患者様の座られる診療台の内部には、うがいをするときの水や歯を削るときに使う診療用の水が流れています。

「給水管路クリーンシステム」では、

診療用の水と歯を削る器具から出る水まで専用の洗浄液で綺麗にして、

チェアー周辺の浄化を常に保ちますglitter

2

さらに洗浄液には、血液が固まりにくい成分が配合されていて、ユニット内部の血液付着を防ぎ、管路内での血液によるサビつきを防止してくれます。
現在のところ、このシステムは、水の通り道を清潔 にし続ける最高の方法と言われています。
「給水管路クリーンシステム」を導入している医院は少しずつ増えてきていますが、完全な感染予防を実現するためには、

このシステムなしでは不可能と考えられています。

患者さんにとっても、浄水されている水を使うことで、
「口に含んだときに水がまずかったtears
「ゆすいだら変な味とにおいがした汗

などの歯科独特の不快感は全くありません。

また、ユニット内のお水が浄水されることによって治療後すぐにチェアーサイドで痛み止めを服薬できますので痛みがあれば軽減されますし、

細菌を入れたくない治療とくに根管治療中は、根管内に細菌を入れず無菌状態に近くすることが必要不可欠です)

をするときにも、患者様にとって安心で、最適な治療を提供することができます。
とにかく大切なのは、水の通り道をきれいに保つこと。
見えないところも綺麗にする!
清潔で、安心して治療を受けていただける環境作りを当院では徹底しております。

 

 

投稿者: 医療法人宝樹会 福西歯科クリニック

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