≪スタッフブログ≫唾液の働きについて
2020.06.29更新
みなさんこんにちは
今回は唾液の働きについてお話します
唾液には8つの働きがあります。
①消化作用
食事の際によく噛み唾液が出ることによって
体内に吸収しやすくなります。
②潤滑作用
口の中が潤っていることによって
話しやすかったり食べやすくなったりします。
③緩衝作用
飲食することによって酸性に傾いた口の中を
中性に戻し歯が溶けるのを防ぎます。
④粘膜保護作用
唾液があることによって口の中や食道などを傷つけにくくします。
⑤食塊形成作用
味を感じさせて飲み込んだりかみ砕いたりしやすい塊にします。
⑥粘膜修復作用
粘膜などが傷ついたときに修復します。
⑦再石化作用
唾液に中に含まれているリン酸やカルシウムなどが
飲食することで溶けかかった歯面を修復します。
⑧抗菌作用
口の中で体に菌が入っていかないように殺菌しています。
唾液にはたくさんの抗菌・抗ウイルス物質が含まれています。
たくさんの物質が含まれている中でも
1番多く含まれているのはIgAという物質です!
これらの抗菌・抗ウイルス物質は、
虫歯や歯周病、風邪や感染症の予防にとても重要です。
またIgAなどの抗菌・抗ウイルス物質が
唾液中に高い濃度で存在するほど、
病気に感染するリスクが減ります!
なので唾液の中の成分は口の中だけでなく、
体の中にもとても重要な働きをしているのです
もし唾液が出なくなってしまうと、
抗菌作用などが働かなくなってしまい、
菌が繁殖しやすくなるため
虫歯や歯周病になりやすくなり
口臭の原因にもなってしまいます!
お口の中が乾いてしまう方は対処法として
こまめに水を飲む、ガムを噛む、唾液腺のマッサージがあります!
ご自宅でもできるのでぜひ試してみてください
当院ではフッ素の入ったシュガーレスガムや保湿スプレーなど
取り扱ってますので、
気になる方はスタッフまでお声掛けください!
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