親知らずは抜いたほうが良い?
2016.02.09更新
こんにちは
今回は、親知らずについてお話しようと思います。
まず親知らずと聞いて、
“抜かなくてはいけない”“抜いたほうがよい”
というイメージが大きいのではないでしょうか??
下のレントゲン写真で、
一番右にある、横を向いている歯が“親知らず”です。
親知らずのひとつ手前の歯は、
第二大臼歯で必要な歯になります。
ところが、親知らずがあることによって、
赤い線で囲まれた所のように隣の歯が虫歯に
なってしまうことがあります。
親知らず自体が虫歯になってしまうこともありますが、
このように隣の歯も知らないうちに虫歯になっていて、
神経を取らなくてはならなくなったり、
最悪の場合抜歯になってしまったりすることもあります。
横向きに生えている親知らずは、咬み合わせにも参加していませんし、
虫歯になりやすかったり、汚れがたまりやすいため
腫れたりする原因にもなりますので、抜歯をすすめさせて頂いています。
ただしまっすぐ生えていて、しっかりと咬み合っていて
きれいに歯磨きできるような親知らずは抜く必要はありません
親知らずの抜歯は多くの場合
福西歯科クリニックで出来るのですが、
親知らずが下顎の神経にかなり近接している場合や、
全身疾患をお持ちの方の場合は、
大学病院や市中病院の口腔外科に紹介させていただくこともあります。
福西歯科クリニックでは、
親知らずを移植に使えるかの相談に来られる方も多いです。
親知らずについて気になったら、状態の確認・抜歯の相談など、
一度ぜひ福西歯科クリニックを受診してみて下さいね
移植サイトは⇒コチラ
2016年2月26日
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